こんにちは!
葛西橋りゅうせい接骨院です😀
今回は「ばね指」とはどういった病気なのかを書いていきます!
現在ばね指でお困りの方、不安がある方などは是非ご一読下さい!!
ばね指とは?
指の曲げ伸ばしは、手のひら側から腕についている屈筋群によって行われています。
屈筋群は主に前腕の内側から手や指に付着しているものが多く、その通り道に靭帯性の腱鞘と呼ばれる組織が屈筋腱を浮き上がらないように抑えています。
その腱鞘は指の部分についているのですが、指の付け根部分は特に負担がかかりやすく炎症を起こしやすくなっています。
それがやがて腱鞘炎となり、さらに進行すると引っ掛かりが生じるばね指となっていきます。
異常がばね指が起こるメカニズムとなります。
症状
腱鞘炎が起こると、指の付け根に腫れや痛み、熱感などの炎症所見が現れます。
さらに進行してばね指となると、指を開く際に引っ掛かりが起こりスムーズに指の開閉が行えなくなります。
ある程度の可動域までは達するのですが、そこまで行くと指が止まり引っ掛かったあとに勢いよくガッと指が開きます。
これを「弾発現象」とよび、ばね指の代表的な所見となります。
弾発現象の強弱は重症度によって違っており、症状が強いと痛みも伴った強い弾発現象が現れます。
特に朝方などに症状が強く表れ、日中は緩和されることが多いですが進行してしまうと一日通して指を自由に動かせなくなってしまいます。
原因
腕を多く使う仕事やスポーツをやっている方に好発します。
ばね指の発生機序にも書いた通り、筋肉が原因となってくる疾患なので前腕につく屈筋群を使い過ぎてしまうとその分筋肉が疲労し、
腱にも当然負担がかかってきます。
育成年代の学生さんなどがばね指になることは多くないかもしれませんが、腕を酷使するスポーツをされている方などはリスクカットのためにも
腕の筋肉をケアする事が大事になります。
またホルモンの影響もあると言われており、更年期の女性や妊娠出産期の女性にも好発すると言われています。
これは女性ホルモンの一種の「エストロゲン」と呼ばれるホルモンの減少が原因と言われており、エストロゲンが減少すると、ばね指以外にも
ドケルバン病やへバーデン・ブシャール結節と言われる手の病気を引き起こします。
治療
まずは患部の安静と正しい固定が重要になります。
初期は炎症所見が見られるので特に安静と冷却が必要です。
使い過ぎによるダメージが原因となるため、安静にすることで症状が緩和されます。
また鍼灸での治療も有効で、前腕屈筋群の負担をやわらげ腱鞘と屈筋腱の間の炎症を抑える事が出来ます。
お電話ありがとうございます、
葛西橋りゅうせい接骨院でございます。