ヘルニア

ヘルニアとは

椎間板ヘルニアを聞いたことのある方は多いのではないでしょうか?

ただヘルニアがどういうものなのかご存知の方は少ないかもしれません。

ヘルニアとは、日本語で飛び出るという意味になります。

背骨の骨と骨の間に椎間板(ついかんばん)というクッションなようなものがあります。

その椎間板はあんぱんのように二重構造になっていて、あんこのように中に入っているものを髄核(ずいかく)と言います。何らかの影響を受け潰された椎間板は内圧が高まり、あんぱんが潰れてあんこがパンの外に出てきてしまうのと同じように、椎間板から髄核が飛び出してきてしまうのです。

その時に、飛び出た髄核がすぐ近くを通る神経にに当たってしまったり、圧迫してしまうと足の方に痺れや痛みが出てしまうことがあります。

・原因

では何故このようなことが起こってしまうかというと、加齢、姿勢不良、無理のかかる動作や作業などの原因で起こっており、喫煙も発症リスクを上昇させることがわかっています。

椎間板ヘルニアは、椎間板が変異して弾力がなくなり、亀裂が入ったり断裂することで起こります。腰は背骨の中で一番下にあり、頭や上半身の重みがかかるため、腰部の椎間板は負担が大きく、ダメージを蓄積しやすい場所です。

・症状

主にどんな症状が出るかというと、しびれ、痛み、力が入りづらい、感覚が鈍くなる、といった症状があらわれます。

他にも、排便障害や排尿障害、感覚が鈍くなったりする事があります。

日常生活で言うと、前屈姿勢で痛みを生じやすいため、自分で靴下を履けないなど、日常生活に支障が出る場合があります。ひどくなってくるとじっとしてても痛いです。

・治療

当院では痛みや痺れなどの辛い症状を取る為に鍼灸治療やマトリクスウェーブ(電気治療)を行います。

また症状を軽減させるアプローチだけでなく、ヘルニアの原因となる姿勢不良や筋力低下に対しても姿勢矯正やEMSを用いた筋力トレーニングを行い根本的な治療を行うことができます!

ヘルニアを疑うとき、基本的には1週間以上しびれや痛みが続く、あるいは症状が悪化する場合に、病院を受診することをおすすめします。専門的な診断を行ったうえで、しびれや痛みの原因をきちんと特定し、適切に対処することが大切です。

椎間板ヘルニアは必ずしも痛みを伴う症状が出るとは限りません。もし少しでも気になる症状や変化があれば、是非早めにご相談ください!

・予防

ではヘルニアにならないためにはどんなことをしたらいいのか、ご紹介していきたいと思います!

一番は運動することです。ウォーキングをしたり、泳ぐのが得意な方なんかはプールで泳いだらいいと思います。

上半身をたくさん動かしてプールの中を歩くのもとてもいいと思います!

何よりも体の負担を減らしてあげるのがいいので、体重管理もとても大切です。

暴飲暴食は消化器官にもいい影響は出ませんし、体重が増えてしまうので注意が必要です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

葛西橋りゅうせい接骨院

〒134-0088東京都江戸川区西葛西4-3-21